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こころ・からだ・たましいのこと☆warahiのくに

感覚の感度の良さを宝物へ


みんな得意な感覚があると思う。

 

私の場合は共感・共鳴する感覚がちょっと強い。

 

無意識に使っていると

一番は人の感情を感じる。

それも無意識だと、

自分の感情のように人の感情に感じてしまい

自他の区別がつかなくなる。

喜びや楽しい、幸せも流れ込んでくるけど、

それ以上に怒りや悲しみのような粗い感情の方が感じやすい。

 

近くにいる人の身体の軽さも感じるが、

それよりも重い身体の不調がまるで自分の身体の不調のように感じていた。

 

さらに近い存在の人、好きな人になると

その人の人生がまるで自分のことだったように流れ込んでくる。

コピーするみたいな感じかもしれない。

 

植物や動物、生き物でも

感じたりもする。

 

無意識にそうなっていた頃は

いつも身体は重く、

体調も優れず、

とっても心も身体もしんどく

苦しかった。

病院に行って検査しても身体は異常はないしね。

もてあましていたし

誰にも分かってもらえない。

気持ち悪がられることもある。

とても悲しく孤独感でいっぱいになったときもある

なによりつらかったのは

自分の気持ちが分からなくなったことかもしれない。

 

心のことや身体のことを知っていって

自分の感覚のことが少しずつ分かってきたけど、どう扱えばいいか分からなかった。

 

感覚の感度が良すぎたのだ。

それはどうやら私だけではないようだと分かった時、ちょっと心が救われた。

 

生まれる時にもらってきた人

育っていく過程で研ぎ澄ました人

人によって違うようだ。

 

『この感覚は成長させることができる』

『この感覚は宝物にできるはず』

『この感覚のせいで生きづらいで終わらせるんじゃなく、左右されないくらいに育てたい』

と心の隅っこにずっとあった。

 

だから、

色んな本読んでは

自分で試したり、

ヒントをもらっては試したり。

これかなと感じたら習いに行き、

教えてもらったら、自分で試行錯誤し実験してきた。

 

無意識に使っていた感覚を

意識して使っていく練習をしていくと

自分の感情なのか

自分の思いなのか

自分の身体の痛みなのか

少しずつ分かってきた。

少しずつ自他の区別がつくようになってきた。

 

外側の世界から感じる感覚をON.OFF出来るようになってきた。

OFFが出来るようになってくると、

自分が少しずつどうしたいのか、

自分の気持ちはどうなのか分かるようになってきて

少しずつ少しずつ自分が戻ってきて、

生きやすくなってきた。

 

自分の中にも、他のみんなの中にもある

愛や優しさ、思いやりなどの繊細なエネルギーがある。

たくさんの素晴らしい本質が内側にあることを知った。

『共感・共鳴、敏感な感覚を育てていき

この繊細なエネルギーを感じることができるように育っていけば

より豊かに感じることができるのではないかと、そうなればどんなに素晴らしいだろう』と希望を感じワクワクした。

それがハート瞑想だった。

 

私が色々試してみた中で

自分の感覚を育てていくのに

今のところ一番いいなぁと感じているひとつがハート瞑想。

 

人のサポートはとっても大切。

だけど、

自分の感覚を育てられるのは自分だけ。

自分しか出来ない。

 

『地』の時代から

『風』の時代へとチェンジしていくこれから。

きっとこの感覚が素晴らしい宝物になると思う。

 


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