warahiのくに(ワラヒのくに)

こころ・からだ・たましいのこと☆warahiのくに

流れていけば光となる

Lotus warahi(ロータス ワラヒ)という場を造る時に

実家の店の離れを改装しました。

その時の体験と感じたことです。

 

『場所に溜まった感情も

身体に溜まった感情も

溜めて滞ってしまっただけなんだと。

流れていけば光となる』

 

 

漆喰を塗る前に壁を剥ぎ取りました。

その途端、

私の身体は冷や汗が出てきて、

お腹は激痛が走りました。

身体は震えが止まりません。

私の腸壁も剥がれてのです。

 

とても古い建物。

色んな人の想い、

土地の想い、

嫉妬

妬み

憎しみ

苦しみ

悲しみ

怒り

恨み

とてもとても怖かったです。

黒くドロドロしたへばりついたものを

剥がされていくような感覚でした。

 

最後の2か月半くらいはひとりで黙々と合間を見つけては作業しました。

この体験があったから一人でいるのは少し怖かったし、

めっちゃ寒くて、毎日半泣きになりながら作業を進めて行くと

感覚が変わってきたのです。

 

場の雰囲気がどんどん変わってきました。

あんなに怖く感じた

色んな人の想い、

土地の想い、

嫉妬

妬み

憎しみ

苦しみ

悲しみ

怒り

恨み

のような感覚が変わっていきました。

とってもピュアで純粋な

『好き』

『愛してる』

『守ってあげたい』

『幸せにしたい』

そんな感覚が出てきました。

 

その時に分かったんです。

とっても根深く怖く感じていたものの正体は

もともと、とっても純粋な愛だったんだと。

 

時代背景

文化の違い

習慣の違い

現在とは違っていて

すれちがったり

こじれたり

言葉にすら出来なかった想い

叶わなかった想いもたくさんあったりしたのだろう。

 

負だと思っていた感情は

どれも愛だったんだと。

 

場所に溜まった感情も

身体に溜まった感情も

心に溜まった感情も

溜めて滞ってしまっただけなんだと。

流れていけば光となる。

流れていけば愛だった。

 

ただそれだけのことだったんだと。

 

ひとりひとりの身体から見る世界はこういうことだったんだと気づいた。

 

ひとりひとりの身体から

溜め込んでしまったものが流れていくと

世界は愛と光となるんだろう。

 

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